"Nシステム"というのを知ってますか。

交通事情または車に興味のある方はご存知でしょうが、自動車のナンバーを自動的に読みとって警察のデータベースに送るシステムです。スピード取締りのオービスに似ていますが、こちらはスピードは計測しません。盗難車や手配車両の捜査用という建前で、全国の幹線道路には至る所に設置されています。

このシステムで問題なのは、盗難車のデータだけであれば良いのですが、装置の下を通った車のデータは無差別に全て蓄積されているということです。即ち、その車＝その車に乗っている人の行動パターンが警察に筒抜け（？）になっているということです。これがプライバシーの侵害ではないかということで、車雑誌などでさんざん取り上げられています。

で、去る9/30、NP会というところでこんなイベントを行ったそうです。結果はこちら。

ナンバープレートに取り付ける赤外線遮断プレートを禁止する条例に対する抗議行動によって、Nシステムの問題点をマスコミを通して公にしたいNP会と、それを表沙汰にしたくない警察との攻防（？）の顛末です。

警察も後ろめたいことがあるから、こういうことをするのだろうし、今後、裁判の展開が気になるところです。

→ＮＰ会のホームページ

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